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【脱・紙媒体】LINE「ショップカード」徹底解説!メリット・使い方【前編】

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【脱・紙媒体】LINE「ショップカード」徹底解説!メリット・使い方【前編】

LINE公式アカウントでは、来店・購買行動に対してポイントや特典を付与する「ショップカード」が実装可能です。小売業やサービス業において、リピート率UPと紙媒体からの脱却が同時に図れます。

今回はLINE公式アカウントのショップカードのメリットや使い方を解説していきます。

LINE公式アカウントのショップカード機能にできること

まずは、LINE公式アカウントのショップカード機能に共通の

  • カード発行・ポイント付与の設定
  • 特典の設定
  • ランクアップカードの設定
  • リッチメニューでの表示
  • QRコード・URLの発行
  • 利用状況の分析

以上6項目について、詳しく解説してます。

カード発行・ポイント付与の設定

LINE公式アカウントのショップカード機能では、ユーザーに対してカードの発行とポイントの付与ができます。各種設定も可能で、

  • QRコードからのポイント付与
  • 初回ポイント付与時のカード自動発行
  • 同一QRコードにおける、ポイント付与回数の制限(不正対策)
  • カード満了時の特典付与
  • カード満了時のランクアップカードの発行(後述)

といったことがLINE上だけで実現。購入・来店等のアクションごとにポイントを付与することで、次のアクションが促せます。

特典の設定

貯めたポイントに応じて与える特典(無料引換券 / 割引クーポン…etc.のチケット)についても、
各種LINE用ショップカード機能から設定が可能。設定できる項目は

  • カード満了までのポイント数
  • カード満了時に与える特典
  • 中間ゴールまでのポイント数(任意)
  • 中間ゴール通過時に与える特典(任意)

です。

ランクアップカードの設定

1枚目のカードを満了したユーザーに対しては、2枚目のカードが自動で発行されます。
LINE公式アカウントのショップカード機能では、この
2枚目以降の特典が個別で設定可能です
リピーター客に豪華特典を与える「ランクアップカード」
が用意できます。

リッチメニューでの表示

LINE公式アカウントのショップカード機能なら、連携するLINE公式アカウントのリッチメニュー下部に「カードへのリンクボタン」が配置できます
リンクボタンの見た目も含めて設定ができます。目立つボタンを置けば、ユーザーにポイントカードの存在をアピールできるでしょう。

QRコード・URLの発行

LINE公式アカウントのショップカード機能では、QRコードとURLが発行できます。それぞれの用途は

  • QRコード:ポイント付与用(店舗ごと商品ごとの発行も可)
  • URL:トークルームでのカードの告知・配布用

です。QRコードについてはポイント取得制限も設定できて

  • 位置情報による制限:店舗から離れた場所でのポイント付与を制限
  • 時間による制限:ポイント付与後の一定時間、再付与を制限

などなど、不正取得対策もバッチリです。

利用状況の分析

カードの利用状況の分析も、LINE公式アカウントのショップカード機能を使えば簡単です。
ユーザー全体での
カード・ポイント・特典の利用状況が数字で把握できます。

LINE公式アカウントのショップカードのメリット

店舗や商業施設でLINE公式アカウントのショップカードを導入するメリット

  • ユーザーからみて使い勝手が良い
  • SNSシェア日本一のLINEが活用できる
  • リピート率が上げられる
  • LINE公式アカウントの友だちが増やせる
  • 紙媒体比で運用コストが削減できる

が挙げられます。まずは一番大事なユーザー視点での使い勝手から、詳しくみていきましょう。

ユーザーからみて使い勝手が良い

各種LINE用ショップカードの場合、ユーザーはスマートフォン一台で簡単にカードが使えます。
店舗に紙のカードを持参する必要がなく、ポイントの取得もQRコードの読み取りだけでOKです
「カードを忘れてしまった……」「紙のカードは持ち歩きが面倒」といった不便さから解放されます。

企業側からみても、これはメリット。ユーザーがポイントに関心をもってくれるので、リピート率UPが見込めます。

SNSシェア日本一のLINEが活用できる

各種LINE用ショップカードは、SNSシェア日本一のLINEから提供できます。

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、10代から60代で8〜9割、70代でも7割が利用しているとのこと。
他のポイントカードアプリと比べて、多くの層をターゲットにできるでしょう。

リピート率が上げられる

各種LINE用ショップカードをうまく活用すれば、ユーザーのリピート率UPが図れます。
たとえば、LINE公式アカウントのショップカードなら

  • カード・ポイント・特典の利用状況から課題を洗い出す
  • 魅力的な特典を用意して購買意欲を高める
  • リピーター客にはランクアップカードで豪華特典を与える

といった施策が可能です。紙のカードよりも柔軟に、またLINE1つだけで販促も行うこともできます。

LINE公式アカウントの友だちが増やせる

ユーザーがLINE公式アカウントのショップカードを使うには、連携先のLINE公式アカウントの友だち追加が必須です。
よって企業側は
カード発行を案内するだけで、自然と友だちが増やせます。

このLINE公式アカウントがもたらすメリットはユーザーの行動履歴に応じた接点やサービス提供が可能です。

その1つとして、LINE公式アカウントのLINE用ショップカードの活用が挙げられます

紙媒体比で運用コストが削減できる

LINE公式アカウントのショップカードなら、紙のカードと比べて運用にかかるコストが削減可能です。具体的には

  • カードの印刷費
  • 特典チケットの印刷費
  • 各デザイン発注費

などの金銭的コストがゼロになります。さらにQRコードの読み取りをセルフサービスとすることで、レジやカウンター対応の手間も減らせます。

まとめ

当記事ではLINE公式アカウントのショップカードの用途・メリットやメリットを解説しました。

LINE公式アカウントのショップカードでできるのは

  • カード発行・ポイント付与の設定
  • 特典の設定
  • ランクアップカードの設定
  • リッチメニューでの表示
  • QRコード・URLの発行
  • 利用状況の分析

です。

後編ではLINE公式アカウントのショップカードのデメリットデメリットを補うことが可能な弊社サービスCOMSBIの機能についてご紹介します。

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COMSBI」なら複数のLINEアカウントの一括管理が可能。
複数店舗を運営している企業の場合、1つのアカウントで店舗別のデータを管理でき、
顧客の購買行動や趣向情報を簡単に収集・分析することも可能です。

また、ポイント・クーポン利用履歴もデータ化、アクション履歴からのLINE配信など、
効率化とともに工数削減
も実現できます。

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