LINE公式アカウントでは、クーポン機能の応用で、当落が即時にわかる「インスタントウィン」も開催可能です。反応率の測定やリピーター育成効の果が期待できます。
今回は、こちらのLINE公式アカウントを活用したインスタントウィンの方法・メリット・便利ツールを紹介します。紙ベースでの抽選会でコストを抑えたい方、今までにない集客方法を試してみたい方は必見です。
目次
LINE公式では「インスタントウィン」が可能!
LINE公式アカウント(LINE公式)のクーポン機能では、当選確率と最大当選者数を指定して、抽選式のクーポンが発行できます。この機能を活用することで、ユーザーが取得後すぐに当落を確認できる抽選「インスタントウィン」も実施できます。インスタントウィンはユーザーが気軽に参加できて、反応率の測定に適しているサービスの1つです。
LINE公式でインスタントウィンを行う方法
LINE公式でインスタントウィンを行う方法は簡単です。まず、インスタントウィン用の抽選クーポンは、作成時に設定項目の「抽選」から当選確率と最大当選者数を指定するだけで用意ができます。
続いてクーポンの配布は、友だち登録済みのユーザーに対して、各種メッセージ配信 / リッチメニュー / リサーチのインセンティブといった手段で可能です。
※LINE公式では下記5種類のクーポンが設定できます。
- キャッシュバッククーポン
- 無料クーポン
- 割引クーポン
- プレゼントクーポン
- その他クーポン
LINE公式でインスタントウィンを行うメリット
LINE公式でインスタントウィンを行うメリットとしては、下記の3点が挙げられます。
- 脱紙媒体・効率化が図れる
- ユーザーの反応が分析できる
- 商品・サービスの認知度UPにもつながる
以下、順を追って詳しくみていきましょう。
抽選会の効率化が図れる
ガラガラ式抽選機を使った抽選会を定期開催している店舗でLINE公式のインスタントウィンを導入すると、効率よく抽選会が行えます。
まず、抽選会を開くには下記の調達が不可欠です。時間も費用もかかります。
- 抽選券
- 抽選機(本体と色玉)
- 抽選会場
- 会場備品
- 抽選会運営用の人員
一方、LINE公式のインスタントウィンを活用した抽選会なら、思い立ったときに開催が可能です。商品購入のインセンティブとして抽選クーポンを配る場合、クーポン画像さえ調達できれば、ほぼゼロコストで抽選会が実施できます。
ユーザーの反応が分析できる
LINE公式の管理画面(LINE Official Account Manager)からは、インスタントウィンへのユーザーの反応が分析可能です。下記の項目について把握できます。
- 配信時の反応
- 抽選の開封率
- 抽選のクリック率
- 当選後の反応
- クーポンの獲得率
- クーポンの使用率
個々人を識別しての分析までは不可能ですが、うまく活用いただけると今後の広報が捗るかもしれません。
商品・サービスの認知度UPにもつながる
LINE公式で商品やサービスについての配信を行う際にインスタントウィンを取り入れると、ユーザーに反応してもらいやすくなります。定期的にインスタントウィンを行うことで、自社ブランドの認知度UPが見込めるかもしれません。
「COMSBI」ならインスタントウィンも可能
弊社・株式会社ソニックムーブのLINEマーケ用SaaS「COMSBI」をLINE公式アカウントと連携いただくと、
- 複数アカウント&店舗登録で多店舗に対応
- 顧客一人ひとりの属性情報が可視化
- より柔軟なセグメント配信が実現
のような機能が拡張できます。
インスタントウィンにつきましても「抽選クーポン」機能から、LINE公式+αのものが実現可能です。
COMSBIを活用したインスタントウィンのメリット
弊社のCOMSBIを活用したインスタントウィンには、LINE公式にない3つのメリットがあります。以下、順番にみていきましょう。
複数店舗での導入が楽
COMSBIでは、1つの管理画面から複数のLINEアカウントが運用可。さらに、各LINEアカウント内に複数の店舗が設けられます。
このアカウント&店舗の設定をインスタントウィンに合わせると、下記のように、当選後のクーポンの有効範囲が設定いただけます。
- 全アカウントと系列店舗で使用可(上図赤枠)
- 1つのアカウントと系列店舗でのみ使用可(上図青枠)
- 特定の1店舗でのみ使用可
例えば、ショッピングモールの抽選で、特定のテナントでのみ使えるクーポンを景品としたい場合に活用いただけます。
より詳細な分析が可能
COMSBIのセグメント機能ではクさまざまな指標で対象ユーザーを絞り込むことができます。例えば、インスタントウィンのクーポンを取得しなかったユーザー、取得したが使用しなかったユーザー、取得し使用したユーザーなどをそれぞれ抽出することも可能です。(+日付を指定することもできます)
発行後も当選確率と当選者数上限が変更可
COMSBIでインスタントウィンを行う方法は、LINE公式活用時とほぼ同じです。抽選クーポン機能から当選確率と当選者数上限を設定した後にクーポンを発行することで、インスタントウィンが用意できます。
ただし、発行後の抽選クーポンの仕様は、COMSBIとLINE公式とで以下のように違っています。
- COMSBI:発行後も当選確率と当選者数上限の設定が変えられる
- LINE公式:発行後は当選確率と当選者数上限の設定が変えられない
COMSBIのインスタントウィンは、反応率に応じて当落設定が変更いただけます。
LINE公式×COMSBIのインスタントウィンが役立つ場面
最後に、COMSBIでのインスタントウィンが効果を発揮する場面について、4つの具体例を紹介します。
実店舗全般
COMSBIのインスタントウィンは、業種・規模問わず実店舗全般で活用しやすい機能です。とくにユーザー一人ひとりの属性・動向を追える分析機能との合わせ技が強力で、反応率の高い顧客を洗い出したうえでのセグメントの活用もできます。
商店街・ショッピングモール
複数の店舗を抱える商店街・ショッピングモールの場合、COMSBIのインスタントウィンでさまざまな細かい設定ができます。定例のガラガラ抽選会をスマートフォンで完結させたり、特定の店舗でのみ使える抽選クーポンを用意したりといったことが可能です。
まとめ
今回はLINE公式で「インスタントウィン」を行う方法やメリットをご紹介しました。
- 脱紙媒体・効率化が図れる
- ユーザーの反応が分析できる
- 商品・サービスの認知度UPにもつながる
なお、弊社のCOMSBIを活用いただくと、複数店舗対応や分析でのアドバンテージが得られます。複数店舗でLINEマーケ&インスタントウィンを試してみたい方はぜひ一度、お気軽にご相談ください。