目次
Book Review LINE Bot
BookReviewのLINEバージョン!
iPhoneアプリ市場に登場した書籍のレビューをiPhoneで確認できるアプリ、「BookReview」のLINEバージョンです。「BookReview」は、買いたい書籍が出てきた時にアプリを起動し、表示されるテンキーを使って書籍の裏側に印刷されている ISBN 番号を入力すると、Amazon で掲載されているレビューを最新5件分を自動表示する機能があります。アプリを通じてAmazonから書籍を購入できる機能もあります。これをLINEで使えるように、関西のアプリやiOSデバイスの業務活用を専門 に手掛ける企業、株式会社フィードテイラーがAPIを開発しました。
非常にシンプルなLINE Botです!
feedtailorのAPIによるBotは、LINE上のチャット・タイムライン上に、普通の会話の中で、そのまま書籍の裏表紙に記載されたISBN番号を打ち込むと、「BookReview」の機能を活用して、AmazonからISBNを元に自動検索し、書籍名とレビューは、Amazonのサイトの一部をURLで表示するといった機能を持っています。送られてきたメッセージが13桁ISBNでなければ、コメントをそのままオウム返しにするため、非常にシンプルに、書籍の評判や人気、購買意欲を掻き立ててくれる単純なLINE Botです。
試作品でありまだまだ課題はある!
完成から、「BookReview」と連携させるサーバー構築までは、数時間で完成したBotツールですが、まだまだ試作品であり、LINE Botとするのは検討中といった具合です。検索キーワードはテキストですので、言い換えれば書籍のISBNを実際に入手しなければならず、その場合はAmazonで書籍名を検索すれば済んでしまう話なので、まだまだ課題はあるようですね。自動応答という意味では、Amazon書籍レビューだけはどこでも見たいと思う若い世代をターゲットにすれば、ある程度有効性はあるのかもしれません。
これからに期待!
株式会社フィードテイラーの社長、大石祐一氏が試作で作ったBotツールなので、ブログで紹介したものです。従って、まだ一般公開はされていませんが、株式会社フィードテイラーはホスティングサービスも行っているので、新しいBotツールはこれから期待が出来るかもしれません。従い、社長の個人的な試作品段階です。
まとめ
情報の集約といった意味では、近年LINEなどのChatBotはやや過度に注目されてますが、機能はあまりにシンプル過ぎで、ビジネスツールとしては、機能はまだまだ限定的です。今回もシンプルに、Amazonの検索の一部を活用しているだけで、Botから直接収益性が確保できるわけではありませんが、これからのベンチャー企業が、どういったチャットツールを作成、開発するのかは目が離せませんね。