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いいね太郎
感謝の気持ちを伝えよう!
ビジネス向けグループチャット機能を提供するプラットフォーム、「Slack(スラック)」内で、メッセージ投稿に於ける「いいね」リアクションを収集する、ある意味、データ解析ツールの一つが、いいね太郎をチャットボット・キャラクターにしたSlackBotです。鹿児島県出身の@yamacho1111さんが作成した、「Slack(スラック)」専用、「いいね可視化」ツールです。互いの感謝のリアクションをコミュニケーション内で確認することが出来、チャットグループ内の交流に好影響を与えるちょっとしたギミックです。
好感度リアクションをデータベース化!
Slackは2013年8月のリリース後に、急速に普及したITエンジニアなどで人気となった、今では必須のビジネス・チャットツールに成長しています。環境依存性が低く、各種異なるデバイスでユーザーが利用でき、様々な外部サービスと連携し、業務の使用に耐えうるチャットツールとして人気です。基本的なサービスは無料で提供された、カスタマイズ可能なチャットツールで、そのコミュニケーション内の好感度リアクションをデータベース化出来る点が面白いです。
いいねランキングが作れます!
オフィス内でSlackのチャットツールを使いながら、グループ内でコミュケーションをしている時には、様々な情報が飛び交う中で、感謝やお礼は必須の言葉ですよね。SlackBotはチャット内に「いいね太郎」などのボット・キャラクターがコメントで「いいね」を相手に自動で付与し、それをカウントします。非常に面白いのは、それをクラウドサービスの一つである、Googleスプレッドシートにデータを送信し、誰が誰にいいねをしたのかを、データベースとして自動で蓄積し、後から確認出来ることです。これにより、投稿発信のグループ内全体の傾向、個人の趣向や性格なども把握する事ができます。またいいねを数多くしたユーザーもランキング形式にリスト可出来るのも面白いです。
GoogleAppsScriptで実装!
Slackに実装する形になるので、GoogleAppsScriptを事前に登録し、ライブラリを実装してウェブアプリケーションのURLを取得する必要があります。スクリプトの実装なので、これを公式サイトで公開しているので、GoogleAppsScriptに登録、SlackAppのライブラリキー、つまりスクリプトライブラリを呼び出し、Slackのツールに連携させることで、利用できます。つまりは、Slack専用のカスタマイズ・チャットボットツールをGoogleAppsScriptで実装させるといった使い方になります。
まとめ
チャットの場合は、どうしても一つの投稿では、それに続くメッセージが冗長で長く続いてしまい、好感度のあるリアクションは誰がしているかは、メッセージに埋もれてわかりにくいものです。このツールは、チャットグループ内のリアクションを収集しながら、コミュケーションに有効な感謝の数を知る意味で、は面白い発想だと思いますね。