LINE公式アカウントには集客や配信等、日々の施策を振り返れる「分析」機能が備わっています。
今回はこの分析機能について、前回の「配信系機能」に引き続き、その他機能を紹介。「リッチメニュー / クーポン」の見方をお伝えします。
目次
LINE公式のその他分析機能
ここでは、LINE公式アカウント(LINE公式)の「分析」機能のうち、下記の見方・使い方をご紹介します。
- リッチメニュー
- クーポン
リッチメニュー
LINE公式の「分析」画面から、サイドバーにある「リッチメニュー」をクリックすると、リッチメニュー(現在公開中または過去に公開したもの)のデータが閲覧できます。確認できる項目は下記のとおりです。
- リッチメニューのタイトル
- リッチメニューの表示期間
- 他リッチメニューへの表示の「変更」
- エリアごとの設定内容
- 集計期間の指定(デフォルトで30日分、最大397日分の表示が可能)
- 集計結果のCSVダウンロード
- 各エリアの値のグラフ
(インプレッション回数 / インプレッションユーザー数 / クリック率で切り替え可) - 指定した期間の合計と1日ごとのデータ
- 選択した期間の合計および1日ごとの下記データが表示されます。
- インプレッション(リッチメニューが表示された回数)
- インプレッションユーザー(リッチメニューを表示したユーザーの数)
- クリック(リッチメニューがクリックされた回数)
- クリックユーザー(リッチメニューをクリックしたユーザーの数)
- クリック率(クリックユーザー÷インプレッションユーザー)
※結果の閲覧にはクリックユーザー数が20人以上必要
※「合計に表示されるインプレッションユーザー・クリックユーザー」と「1日ごとのインプレッションユーザー・クリックユーザーの合計」は異なる(ユニークユーザー数を計上しているため)
なお、リッチメニューの分析にあたっては、一度任意のものを選択して画面上に表示させる必要があります。その方法としてはまず、リッチメニューの分析画面で「変更」ボタンをクリックします。
次に、「予約・公開」または「待機中」のタブを指定して、任意のリッチメニューを選択してください。
選択後は以下のように、画面上から振り返りができるようになります。
クーポン
LINE公式の「分析」では「クーポン」から、作成・配布済みのクーポンについての振り返りが可能です。確認できるデータは下記のとおりで、リスト形式で表示されます。
- クーポン名
- 獲得条件
- 有効期限
- 使用回数
- ステータス
また、リスト上の各クーポンをクリックすると、画面最下部で下記の詳細も確認ができます。
- 各クーポンの概要
- 使用回数
- 使用ユーザー(友だち紹介クーポン経由の友だち追加)
- 獲得枚数(紹介したユーザー)
- 各クーポンの詳細
- 経路
- ページビュー
- ユニークユーザー
- 獲得枚数
- 使用ユーザー
- 使用回数
LINE公式+αの分析ができる「COMSBI」について
LINE公式の分析機能は単体でも施策の振り返りに効果的ですが、「拡張ツール」と組み合わせることで、より詳細な分析にも対応ができます。
弊社・株式会社ソニックムーブの「COMSBI」も、この拡張ツールの一つです。弊社のCOMSBIはさまざまな業種・業態の企業様にご導入いただいておりますが、特に、複数店舗を展開されている企業様や、商業施設・ショッピングモールのような施設では、下記のような「LINE公式アカウント+α」の機能をより効果的にご活用いただけます。
- 複数アカウントの一括管理機能
- 単一アカウントを複数店舗で分割運用できる「店舗登録」機能
- ユーザー一人ひとりを特定して分析・配信できるセグメント機能
- ユーザーの情報を細かく集められるアンケート機能
- アンケートへの回答で機能が解放されるリッチメニューの出し分け機能
まとめ
今回はLINE公式アカウントの分析機能について、その他の項目である「リッチメニュー / クーポン」をご紹介しました。
LINE公式アカウントは単体でも顧客の把握に効果的ですが、拡張ツールと組み合わせることで「顧客一人ひとりを特定した分析」にまで活用可能です。