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「LINE Developers」で外部サービスとLINEを統合! 便利なプロダクト7種を紹介

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「LINE Developers」で外部サービスとLINEを統合! 便利なプロダクト7種を紹介

「LINE Developers」は、LINEベースの開発を行うためのサイトです。こちらでは公開されている自動配信 / 決済 / ログイン連携…etc.の機能「プロダクト」を使って、LINE内外で各種サービスが提供できます。自社サービスとLINEをリンクさせたい方におすすめです。

今回はそんなLINE Developersと各プロダクトについて、概要をお届けします。

「LINE Developers」の概要

「LINE Developers」はLINEのプラットフォームを活用したサービスが用意できる開発者向けサイトです。こちらからは、「プロダクト」と呼ばれる以下の各機能が利用できます。

  • Messaging API:配信の自動化
  • LINEログイン:ログイン周りの連携
  • LINE Front-end Framework:LINE内外でのアプリ提供
  • LINEミニアプリ:LINE内限定でのアプリ提供
  • LINE Pay:決済機能
  • LINE Notify:外部ツールの通知をLINEで提供
  • ブロックチェーンサービス:ブロックチェーンの発行・管理

これらのプロダクトを本家LINEと連携させることで、「LINE+αの機能」が実現可。うまく活用いただくと、ユーザーエクスペリエンスが高められるかもしれません。

LINE Developersのプロダクト(機能)一覧

ここからは、現時点でLINE Developersから提供されているプロダクト7種を紹介。まずは、LINE公式アカウントの運用に役立つ「Messaging API」から詳しくみていきましょう。

Messaging API

「Messaging API」はLINE公式アカウントの機能を拡張できるプロダクトです。

その主な機能は、LINEのトークルームでのボットの提供。任意の条件・タイミングで、以下の自動メッセージ配信が行えます。

  • 1対1のメッセージ配信
  • 全体へのメッセージ配信
  • 絞り込み配信
  • 任意のユーザーIDへのメッセージ配信
  • 応答メッセージ

 

LINE公式アカウント同様、スタンプや動画、音声も配信可能です。
加えて、Messaging APIではLINE公式アカウントにない下記の機能も利用できます。

  • ユーザーIDやプロフィールの取得
  • CSSによる「Flex Message」の送信
  • リッチメニューの詳細設定
  • 店舗前立ち寄り時に配信が行える「LINE Beacon」

※Messaging APIの実装は無料。通数については、本家LINE公式アカウントの料金プランの枠内でカウントされます。

LINEログイン

続いてのプロダクト「LINEログイン」は、LINEアカウントでのログイン機能を外部のサービスに実装するものです。こちらは下記のサービスに対応しており、LINEの会員情報を流用してパスワード設定なしでのログインが実現可能です。

  • ウェブアプリ
  • ウェブサイト
  • iOSアプリ
  • Androidアプリ
  • Unityゲーム

※LINEログインを実装すると、各ユーザーのLINEプロフィールが企業側に送信されます。こちらは厳重な管理が必要です。

LINE Front-end Framework(LIFF)

「LINE Front-end Framework / LIFF」は、LINE上で展開するブラウザ(LIFFブラウザ)からWebアプリが提供できるプロダクト。こちらを使ったWebアプリでは、下記が可能です。

  • クーポン等を分配できる「シェアターゲットピッカー」の実装
  • 外部ブラウザでも動く「クロスブラウザ対応」
  • LINEログインの実装
  • 二次元コードリーダーの実装
  • ユーザー情報の取得

LINEミニアプリ

一方、「LINEミニアプリ」からはスマートフォン版LINEでのみ動作するWebアプリが実装可能です。こちらは店舗・ECサイトでの活用を想定したプロダクトで、下記機能の提供に対応しています。

  • デジタル会員証
  • ポイントカード
  • スタンプカード
  • 決済システム(LINE Pay / クレジットカード)
  • モバイルオーダーシステム
  • 順番待ちシステム
  • 来店予約システム

LINE Pay

「LINE Pay」はLINEアカウントと紐付けての電子決済が実装できるプロダクト。LINE Pay実装後、ユーザーは規約に同意するだけで下記の決済がLINEから行えるようになります。

  • コード支払い(支払い側がスマホ読み取り)
  • スキャン支払い(請求側がスマホ読み取り)
  • オンライン支払い
  • 請求書支払い
  • タッチ支払い(プリペイドorクレジットカード)

※なおLINE Payは、コンビニでのチャージ / 銀行口座からの引き落とし / クレジットカードによる後払い / 友だち間での送金・送付に対応。ユーザーからみた使い勝手に優れています。

LINE Notify

「LINE Notify」は、下記Webサービスからの通知をLINEに転送するためのプロダクトです。

  • GitHub:ソフトウェア開発プラットフォーム
  • IFTTT:Webサービス連携用のサービス
  • Mackerel:サーバー監視用のサービス
  • Node-RED:IoT用のフローエディター

LINE Notifyの魅力としては、企業のインフラ環境を一元管理できることが挙げられます。

ブロックチェーンサービス

LINEはブロックチェーン・NFTについても、プロダクト「ブロックチェーンサービス」にて対応しております。こちらでは下記のようなことが可能です。

  • ブロックチェーン取引の場の提供
  • 取引履歴の確認
  • ウォレットとの連携
  • トークンの発行
  • ゲームやその他資産のトークン化

「COMSBI」が搭載するLINE Developers系機能

弊社・株式会社ソニックムーブのLINEマーケ用SaaS「COMSBI」でも、LINE Developersのプロダクトを活用。LINE公式アカウント+αの機能が提供できます。

以下、COMSBIが備えるLINE Developers系機能について、詳しく解説していきます。

LINE公式アカウントの機能拡張

COMSBIでは、Messaging APIによってLINE公式アカウント+αの機能を実装しています。

  • タブでの切り替えが利くリッチメニュー
  • ユーザー別でのリッチメニューの出し分け
  • 多彩なユーザーアクションに応じた配信の条件分岐
    …etc.

会員アプリ

COMSBIは「会員アプリ」も備えております。こちらではCOMSBI独自のポイントの管理など、下記のユーザー向け機能が実装できます。

  • 会員証:QRコードや所持ポイントの表示
  • クーポンBOX:所有クーポンの管理
  • ポイント交換:ポイントとクーポンの交換
  • 会員情報設定:氏名や住所等の登録

まとめ

今回はLINE上に各種機能が実装できる「LINE Developers」とそのプロダクトについて解説しました。現在、LINE Developersで使えるプロダクトは下記のとおりです。

  • Messaging API:配信の自動化
  • LINEログイン:ログイン周りの連携
  • LINE Front-end Framework:LINE内外でのアプリ提供
  • LINEミニアプリ:LINE内限定でのアプリ提供
  • LINE Pay:決済機能
  • LINE Notify:外部ツールの通知をLINEで提供
  • ブロックチェーンサービス:ブロックチェーンの発行・管理

LINE公式アカウント+αの機能を試してみたい方はお気軽にお問い合わせください。

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