目次
「LINEBOT 正式サービス開始」
新機能紹介ムービー
LINE BOT & THE NEW WORLD
公式サイト
MessageAPI
LINEBOTサービスが正式にサービス展開されました。これまで2016年4月からTrialとして公開されていたものが、正式にサービスとしてリリースするに当たり、数々の新機能を備えて公開されます。
そんなLINEBotサービスを見ていきましょう。
●正式サービスに伴う新機能紹介
新機能1:メッセージタイプの追加
今回正式サービスに伴い、MassagingAPIには新しいメッセージタイプに対応しました。
■ひとつは、Confirm Typeです。
これはYes/No型の質問の際に「はい」「いいえ」を表示するもので、より明確に回答を分け、正しい結果を表示することができます。
また、使う側としてもメッセージ形式でないボタン形式のため、簡単に回答することができるようになるでしょう。
■また、回答の候補が複数ある場合に、それをボタン形式にして表示ができるButtonTyoeが増えました。
これにより、Yes/Noに限らず、意図した質問をより正確に回答することが可能となりました。
服や量のサイズ指定などを表示するようにしておくと、回答する側も候補が絞れるなど、サービスとして応用するのに使い勝手が良いところが魅力です。
■そして、検索結果を効率よく表示するためのCarouselTypeが増えました。
これは検索結果の回答が複数ある場合に、その候補を横スクロールで表示するというものです。
縦の会話の流れを妨げず、写真と連絡先を一緒にした検索結果の表示は、より結果を見やすく、そしてそれぞれの結果にいち早くアクセスすることができるでしょう。
新機能2:グループ(複数人)トークへの対応
これまで、LINE Botは基本的にアカウントに登録した本人とそのサービスといった、単純な2者間での対応でした。
しかし、LINEのグループChat機能に対応し、有効に使っていくことで、新しいMassageAPIは複数人が集うグループChatでの使用が可能となりました。
新しいお店を決めたり、様々なアンケートなどで機能を使う際、グループチャットにAPIを使用することで、よりOpenな環境で総合的な意見を元に回答を出すことが出来るようになったといえるでしょう。
皆で出前を取ったり、様々な検索に応用したりすることが出来るため、非常に使える幅が広がっています。
新機能3:豊富なサンプルコードや公式SDKの公開
MessageAPIがより効果的に使用されていくためには、より多様な環境で簡単に開発が行えることが望ましいでしょう。
新しいMessageAPIはJava、Perl5、PHP、Ruby、golangといった5種類の開発言語に対応したSDKの提供により、よりサービスや開発者適した環境での開発が可能となりました。
また、ソースコード自体もよりシンプルな構造となり、ドキュメントやサンプルコードを充実させるなど開発の負担を軽減することに成功しています。
オープンソースならではの自由な開発により、多様なサービスを広げていくことが可能となっています。
●Messaging APIの料金体系
新しいMessageAPIはLINE公式アカウントやLINE@アカウントにも対応し、より分かりやすい料金体系が構成されました。プランはDeveloper Trial、フリー、ベーシック、プロと4つで提供。
Developer Trialとフリーの2種類が月額0円、ベーシックコースが月額5,400円、プロが月額21,600円での提供です。
DeveloperTrialは、ReplyAPI、PushAPIの双方とも使用できる代わりに、友達人数が50人、タイムライン投稿数が4回/月の制限があります。
フリー、ベーシックはPushAPIの使用制限がありますが友達数は無制限であり、メッセージ配信もフリーは友達1人につき1,000通まで、ベーシックは友達数5,000人まで無制限となっています。またベーシックコースからはタイムライン投稿数が無制限に。
プロはAPIの制限がなく、メッセージ配信も友だち100,000人以内無制限とかなりお得です。
pushとReplyについて
●LINE BOT アワードの開催!
よりLINEのBotによるサービスを広めていく目的で、LINE BOT AWARDが開催されます。
参加資格は特になく!個人法人を問わず全ての開発者が応募できるものとなっています。
優勝した方には!な、なな、なんと最大1000万円の賞金がつきます!
また、他にも様々な部門賞を設ける予定だそうですので、
皆さんも開発に意欲を持って取り組んで行きましょうじゃないですか!
どうでしたか。
新しい機能により、LINEBotがもっと使いやすくなり、様々なサービスに使うことが出来そうですね。
特に開発者の方は、開発パックであるSDKにより開発環境も多様性が広がっていますから、是非ともこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。