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食品・飲料メーカーでの新規顧客獲得に活用できるLINE広告

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圧倒的なユーザー数を誇るLINEで効率的に顧客を獲得

食品・飲料メーカーでは自社商品をECサイトで販売する機会が増えていますが、売上を上げるためには「新規顧客獲得」が重要となります。

新規顧客を獲得するためには広告の配信が効果的といえますが、SNSの中でも圧倒的なユーザー数を誇るLINEは「LINE広告」を展開しています。

LINE広告ならではの機能を理解して、新規顧客の獲得を効率的に行いましょう。

SNS広告を活用しながら新規顧客を獲得へ

食品・飲料メーカーにおいて売上アップを実現する方法としては、顧客のニーズに応えた食品や飲料を開発すること、販路拡大のために新規顧客を獲得することです。

これら2つの施策を組み合わせながらマーケティングを実施することによって売上アップが見込めるようになります。

経済産業省の調査によると、2018年時点における食品・飲料・酒類のEC市場規模は1兆6919億円であり、2017年時点の1兆5579億円と比較するとこの1年間で8.6%増加しました。

ECサイトでの商品購入額は増加傾向にあることから、食品・飲料メーカーにおいてはECサイトでの販売を伸ばす絶好の機会が到来したといえるでしょう。

ユーザーに「食品・飲料メーカーの商品をECサイトから購入したい」と感じてもらうためには、ネット広告の活用が有効です。

ネット広告の一つとしてSNS広告がありますが、SNSの種類としてはFacebookやTwitter、Instagram、LINEがあります。中でもアクティブユーザー数が最も多いのはLINEであり、2019年12月時点におけるユーザー数は8300万人に上ります。

また、LINEの特徴はユーザー数の多さに加え、幅広い年齢層が利用しており、新規顧客獲得においてはLINEが効果的です。

LINEでは「LINE広告」のサービスを提供しており、新規顧客を効率的に獲得するためのさまざまな機能を持っていることから、少ない労力で大きな成果が見込めます。

LINE広告は「運用型広告」

LINE広告は「運用型広告」として提供されています。

運用型広告とは、広告配信に対するユーザーの反応に応じ、広告予算の上限や広告を配信するターゲットをリアルタイムで変えられる広告手法です。

従来型の広告としては、テレビやラジオ、新聞や雑誌に広告を掲載する「マス広告」、ネットの画面上の定められた枠内に広告を掲載する「純広告」があります。

これらの広告は広告費が固定化されているため、広告に対して商品の売上が上がれば広告効果が高まる一方で、商品の売上が伸び悩めば広告効果は低くなってしまいます。

その点、運用型広告であれば少ない予算から広告配信が可能となるため、様子をみながら広告配信を行うことができ、徐々に広告予算を増やして広告効果を高めていくこともできます。

類似配信機能を活用してユーザーを獲得

LINE広告を活用するメリットは「類似配信機能」を活用できる点です。

類似配信機能とは、ある条件を満たしているユーザーと類似性のあるユーザーに対して広告を配信する機能のことです。

ECサイトで実際に商品を購入したユーザーは「コンバージョンユーザー」となりますが、コンバージョンユーザーに類似しているユーザーに広告を配信することで広告効果がより一層高まります。

例えば、自社において乳酸菌飲料の定期販売コースの顧客を増やしたい場合、過去1か月以内に乳酸菌飲料の購入履歴があるユーザーをLINE内で探します。

乳酸菌飲料を購入したことのあるユーザーは、定期的に乳酸菌飲料を飲む習慣がある可能性が高いことから、そのユーザーに対してアプローチすることによって、乳酸菌飲料の手利き販売コースの会員になる可能性が高いといえるでしょう。

LINEはアクティブユーザー数の多さが特長ではありますが、ターゲットを絞らずにLINEユーザーにLINE広告を配信してしまうと、広告に対する反応が鈍くなりやすく、新規顧客の獲得効果が期待しにくくなってしまいます。

その点、類似配信機能を活用できれば、自社が販売する商品に興味を持ちやすいユーザーに対してアプローチしやすくなることから、オーディエンス拡張が実施され新規顧客を獲得する効果が高まるのです。

LINE広告のシステム刷新により、機械学習の能力アップ

LINE広告は、2018年8月にシステムの大幅な刷新を実施しました。

刷新された内容でポイントとなるのは「広告配信の最適化」です。このシステム刷新によって広告に対して興味を持ちやすいユーザーに広告が配信されやすくなりました。

SNS広告において広告配信の最適化を行う場合、一般的には広告の配信者がユーザーの年齢層や性別、地域、興味関心などそれぞれのセグメントを定めて、特定のセグメントに対して広告が配信されるようにします。

その点、LINE広告の場合、ある目標値、例えば顧客獲得単価(CPA)の目標値を設定しておくと、機械学習アルゴリズムによって広告を配信するためのセグメントが適切な形で設定され、定めた目標値が達成されるようになります。

これにより、LINE広告の配信者は、広告の配信先をセグメント別に分ける必要がなくなり、目標値を定めておけば機械学習アルゴリズムに任せておくだけで済むため、少ない労力で大きな成果を出すことができるのです。

新規顧客獲得ではLINE広告が必須

新規顧客獲得のためにLINE広告が必要な理由は、LINEのアクティブユーザー数の多さにあります。

先の項目で説明したとおり、LINEのアクティブユーザー数は2019年12月時点で8300万人に上っています。日本の人口は約1億2000万人ですが、日本の人口のおよそ3人に2人がLINEを利用している計算となり、他のSNSと比べると圧倒的なユーザーボリュームを誇ります。

LINEは利用しているユーザー数が多いため、類似配信機能を活用することにより、既存のユーザーと条件が似ている多くのユーザーに対してLINE広告を配信できます。

それによって、自社の商品に対して興味のある顧客に対してアプローチできるようになるため、新規顧客の獲得が実現するのです。

また、LINE広告において新規顧客を獲得するメリットは、新規顧客の獲得コストを抑えられることです。

LINE広告の運用代行サービスを展開する株式会社アドリスティング(社名は調査当時のもの。現在は株式会社リスティングプラスが事業展開)の調査によると、LINEのクリック単価(CPC)は約80円であり、クリック報酬型広告(PPC広告)と比べると顧客獲得単価は低く抑えられています。

特にSNS広告を利用する場合、新規顧客獲得の予算をできる限り抑えることが求められますが、LINE広告を利用することで新規顧客獲得のコストを抑えることが可能となるのです。

まとめ

食品・飲料メーカーにおいて商品を定期的に購入する新規顧客を獲得する場合、広告を配信するにあたってユーザーの年齢層や性別、どのような興味関心を持つ人をターゲットとすれば良いかを考える必要があります。

その点、LINE広告では、新規顧客の大まかなターゲットやCPAの目標値を設定することで、機械学習アルゴリズムが最適な判断をするため、スムーズな顧客の獲得が実現し、売上の向上が実現しやすくなります。

(画像はUnsplashより)

▼外部リンク

経済産業省 
平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備
(電子商取引に関する市場調査)
https://www.meti.go.jp/

LINE株式会社
2019年12月期第3四半期決算説明会
https://scdn.line-apps.com/

アドリスティング LINE広告のここが凄い!
http://line-ad.jp/

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